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執筆者の写真Iori Imai

谷進一監督コメント

介護にも詳しい在宅看護もされている谷監督に観ていただきました!

非常に丁寧に分析されてます。


昨日、京都みなみ会館で拝見しました。

観に行って良かったです!

縫子さんへの愛情とマオさんのライフワークを両立されていて素晴らしいと想いました。


これは介護されている方にも若い人にも観て欲しい作品です。

そして介護福祉関係者にも観て欲しい教材でもあります。


在宅看護をしている者の視点としては、ご家族が身近にあって上手く特養に入れたんだとまず想いました。

特養は100人待ちとも言いますからね。

身寄りのない人からは入れたりですから、なかなか家族が近いと

入れないケースもしばしば聴きます。

このケースを在宅にしていく場合はどうしたら良いかなど

色々と考えながら観ていました。

あの自走式車椅子はいいですね!

便秘の原因は運動不足や水分不足が多いですから。


マオさんの分析ぶりも調査員ならでの経験が活かされてましたね!

あの車椅子が介護保険で利用できればいいのですが、あの様子だとリースにしても高額そうでしたね。


通常の車椅子なら介護保険で安くでレンタルできますから。


金銭的に厳しいのなら自宅に帰って、住み慣れた家で住むのも手ではないかなと想いました。


それが一番費用も安くつくからです。

お金がなくて施設に入れない人も沢山いらっしゃいますからね。

ただ、そうするとオムツ交換や排泄介助、入浴、炊事洗濯も

ふたり分になるでしょうから、マオさんの時間がなくなってしう。。。


そうして介護疲れされているケースもあります。


その様な場合はショートステイやレスパイト入院を利用されて介護疲れを回避していますが、マオさんの活動量だとそれでは時間が足りなさそうですもんね。


自分の時間も確保しつつ、毎日通われるだけでも大変だと想います。

よい特養に入れたのも良かったですね。


清々しいマオさんの表情が印象的でした。


ありがとうございました。

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